牛肉と新ごぼうのしぐれ煮
調理時間:15分
カロリー:230Kcal(1人分)
塩分:1.8g
- 昼食向き
- 夕食向き
- 料理の味付けがわからない時
- 包丁がうまく使えない時
- 時間がない時
- 料理をするのがつらい時
- パートナーやお母さんのために作る料理
献立例:
- ねぎ塩奴
- なめこのみそ汁
しぐれ煮とはしょうがを加えた甘辛味の煮物。
食べ慣れた定番の味付けならば誰でも失敗なく作れます。
包丁いらずの野菜をたっぷり加えて作りおきしておけば、丼やおべんとうにも大活躍します。
管理栄養士からのオススメポイント
- タンパク質は免疫力を高めるためにも不可欠ですが、肉の種類によって含まれる栄養素が異なります。牛の赤身肉には血液を循環させるアルブミン、貧血を防ぐ鉄分、味覚を正常に働かせる亜鉛がバランスよく含まれています。
管理栄養士・料理研究家
村田 裕子 先生
材料(2〜3人分)
- 牛赤身こま切れ肉(もも肉など):200g
- 新ごぼう:2本
- いんげん:細めのもの20本(100g)
- サラダ油:大さじ1/2
- <あわせ調味料>
- しょうが(すりおろし):大さじ1(1かけ分)
- 水:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- しょうゆ:大さじ2
- みりん:大さじ2
Point :
新ごぼうがないときは、ふつうのごぼう1本を使用してください。いんげんの細めのものがないときは、ふつうのいんげん10本を半分に切って使用してください。
作り方
1
新ごぼうはたわしなどで皮をよく洗い、ピーラーでささがきにして、水に5分さらす。
Point :
ごぼうは、ピーラーを使うとかんたんにささがきができます。
2
いんげんはキッチンばさみでへたを切り落とす。
Point :
いんげんのへたは、キッチンばさみでかんたんに切ることができます。
3
器にあわせ調味料の材料を入れて混ぜる。
Point :
あわせ調味料はきちんと計量スプーンで計って合わせておくと、味つけもきちんと決まります。
4
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、牛肉を箸でほぐしながら色が変わるまで2~3分炒める。
水気を切ったごぼう、いんげんを加えて全体に油が回る程度に炒める。
5
あわせ調味料を加え、ときどき混ぜながら、ほとんど汁気がなくなるまで5~6分炒り煮にする。
ドクターからのアドバイス
乳がん治療中・治療後、患者さんは、心身ともに大変つらい思いをするものです。そんな時、ご主人やパートナー、ご家族の方は、ぜひ少しでもご本人の日常の負担を軽くしてあげてください。普段、料理はなかなかしないという方も、慣れ親しんだ味付けで作る肉料理なら失敗なく、お子さんや男性も一緒に食事を楽しめていいですね。
渡辺 亨 先生
(浜松オンコロジーセンター 院長)