メープルシロップのゼリーと白玉ミルク

がん治療中・治療後の料理|スイーツ(メープルシロップのゼリーと白玉ミルク)

調理時間:20分(冷蔵庫で冷やす時間は除く)
カロリー:156Kcal(1人分)
塩分:0.1g

  • 口内炎がある時
  • 吐き気がある時
  • 料理をするのがつらい時

メープルシロップのふるふるゼリーとミニサイズの白玉団子、練乳入りのミルクのかけあわせ。
口に含んだとたんにつるんと溶けて喉ごしのよいスイーツです。
メープルシロップ のやさしい香りが気分を落ち着かせてくれます。

管理栄養士からのオススメポイント

  • メープルシロップは楓(かえで)の樹液から作られる着色料や添加物を含まない自然食品。一般的な砂糖に比べるとビタミン、ミネラルが豊富でカロリーが低いのが特徴です。口内炎や食欲がないときに不足しがちなビタミン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、カリウムなどをバランスよく含んでいます。
  • 市販のゼラチンの多くは牛や豚の骨などのコラーゲンが原料。ゼラチンはたんぱく質を主成分とする高たんぱく質で低脂肪の食品のひとつ。消化吸収もよい食材です。
がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(4人分)

がん治療中・治療後の料理|スイーツ(メープルシロップのゼリーと白玉ミルク)
  • <メープルシロップのゼリー>
    • 熱湯:1カップ
    • メープルシロップ:1/2カップ
    • 粉ゼラチン:小1袋・5g
    • 水:大さじ2
  • <白玉団子>
    • 白玉粉:30g
    • 水:大さじ2~3
  • <ミルク>
    • 加糖練乳:大さじ4
    • 牛乳:大さじ4

作り方

1

メープルシロップのゼリーを作る。小さめの器に水を入れ、粉ゼラチンをふり入れ、5~10分おいてふやかす。

がん治療中・治療後の料理|スイーツ(メープルシロップのゼリーと白玉ミルク)

Point :

粉ゼラチンはだまにならないよう、容器に水を入れたところに、ふり入れてふやかします。

2

ボウルに熱湯を入れて、①のふやかしたゼラチンを加え、溶かし混ぜる。

3

メープルシロップを加えてよく混ぜる。器に入れてラップをし、冷蔵庫で2~3時間冷やし固める。

4

白玉団子を作る。ボウルに白玉粉を入れ、水大さじ2を入れて、耳たぶくらいのやわらかさになるまで練る。固いときは水大さじ1/2ずつを足す。

Point :

白玉粉は商品によって水分量が異なるため、はじめは水大さじ2を入れて混ぜてから、水を少量ずつ足しながらやわらかさを調節します。

5

直径7~8mmに丸める。

がん治療中・治療後の料理|スイーツ(メープルシロップのゼリーと白玉ミルク)

6

鍋にたっぷりの熱湯を用意して、白玉団子を入れ、うきあがってきてから2~3分ゆでる。冷水にとって冷やす。

がん治療中・治療後の料理|スイーツ(メープルシロップのゼリーと白玉ミルク)

7

ミルクの材料を混ぜる。

8

ゼリーの上に白玉団子を散らし、ミルクをかける。

作ってみました!

腹持ちのよい白玉で食欲がないときにもよいこと、口内炎があっても食べられるなめらかさがこのレシピの魅力ですね!とてもおいしく、私もおかわりしてしまいました。もし指先に皮疹があったり、爪が浮いたりしているなど、副作用がある場合には、白玉をこねる作業はご家族と一緒に行うとよいかもしれません。

がん治療中・治療後の料理|沢井 紀子先生

沢井 紀子 先生

(薬剤師)

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