豚肉とひらひら野菜のきんぴら

がん治療中・治療後の料理|豚肉とひらひら野菜のきんぴら

調理時間:15分
カロリー:393kcal(1人分)
塩分:2.1g

  • 昼食向き
  • 夕食向き
  • 包丁がうまく使えない時
  • 料理の味付けがわからない時
  • 料理をするのがつらい時
  • 時間がない時

献立例:

  • 煮奴
  • わかめのみそ汁

包丁がうまく使えないときにはピーラーを活用しましょう。
にんじん、ごぼうなどの固い野菜もピーラーで薄切りにすれば、あっという間です。
豚こま肉と組み合わせれば、切る手間はいっさい不要。
忙しいときにもありがたい一品です。

管理栄養士からのオススメポイント

  • にんじんは、β-カロテンの含有量が多い野菜として知られています。β-カロテンは脂溶性の栄養素なので、油と一緒に調理するのがおすすめです。
  • ごぼうは、食物繊維の含有量が野菜の中でもトップクラス。不溶性と水溶性の2種類の食物繊維を豊富に含んでいます。
がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(2人分)

がん治療中・治療後の料理|豚肉とひらひら野菜のきんぴら
  • 豚こま肉:200g
  • にんじん:1/2本
  • ごぼう:1/2本
  • サラダ油:大さじ1/2
  • 白いりごま:大さじ1
  • <あわせ調味料>
    • しょうゆ:大さじ1・1/2
    • 砂糖:大さじ1
    • 酒:大さじ2
  • 七味唐辛子:好みで適宜

作り方

1

にんじん、ごぼうはそれぞれ皮をむいてから、ピーラーで長さ10cm、幅1cmの薄切りにする。ごぼうは水に5分さらす。

がん治療中・治療後の料理|豚肉とひらひら野菜のきんぴら

2

あわせ調味料の材料を混ぜる。

3

フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、豚肉を加え、箸でほぐしながら豚肉の色が変わるまで3~4分炒める。

がん治療中・治療後の料理|豚肉とひらひら野菜のきんぴら

4

にんじん、水気をきったごぼうを加えて、全体に油が回る程度に炒める。

がん治療中・治療後の料理|豚肉とひらひら野菜のきんぴら

5

あわせ調味料を加えて強火にし、水分をとばしながら2~3分炒りつける。

がん治療中・治療後の料理|豚肉とひらひら野菜のきんぴら

Point :

にんじん、ごぼうは薄切りにしているので早く火が通ります。シャキッとした食感を残すように強火で手早く炒りつけます。

6

器に盛り、白ごまをふり、好みで七味唐辛子を添える。

作ってみました!

がん治療中・治療後の料理|豚肉とひらひら野菜のきんぴら

大地の香りのするごぼうですが、日本ならではの食材のひとつですね。
ごぼうは下処理が必要な食材ですが、ピーラーを使用するのはとても手軽で、簡単にできました。お子さんや調理に不慣れな男性も扱いやすいでしょう。厚みも均一になって火の通りも早いし、味もよく染み、いいことづくしです。
ごぼうも人参も丸ごと1本使用して作りました。薄味の味付けで、食感も柔らかく、たくさん食べられました。食物繊維をたくさんとれておなかも大満足です。たくさん作って、余ったらお弁当に入れたり、卵とじにして三つ葉を散らしてもおいしそうです。

がん治療中・治療後の料理|坂東 裕子先生

坂東 裕子 先生

(筑波大学医学医療系 乳腺内分泌外科学分野 准教授)

ドクターからのアドバイス

がん治療中・治療後の料理|坂東 裕子先生

坂東 裕子 先生

(筑波大学医学医療系 乳腺内分泌外科学分野 准教授)

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