にらのゆで餃子

がん治療中・治療後の料理|にらのゆで餃子

調理時間:30分
カロリー:340kcal(1人分)
塩分:1.4g(たれは含まず)

  • 夕食向き
  • 料理の味付けがわからない時
  • 口内炎がある時

献立例:

  • ザーサイの混ぜごはん
  • ブロッコリーのオイスターソース炒め

味を感じにくくなったり、逆に敏感になると、食欲が減退することも少なくありません。
餃子は冷凍もできるので、小分けにして食べることができます。
うまみ、酸味、香味野菜、ラー油などで、味にアクセントをつけやすく、食が進むことも。
また家族にとっても食べなれた定番料理。
各自でたれの味や量も調節できるので、味付けが決まらないといった心配も無用です。

管理栄養士からのオススメポイント

  • 豚肉に含まれるビタミンB1は、体内に吸収された糖質を分解し、エネルギーとして代謝させるのに密接にかかわる栄養素。ビタミンB1は、にら、ねぎなどに含まれるアリシンと一緒に摂取すると、体内での吸収力が高まります。
  • 豚肉&にらは、疲労回復、スタミナアップにイチオシのコンビといえます。
がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(作りやすい分量、3~4人分)

がん治療中・治療後の料理|にらのゆで餃子
  • 餃子の皮(大):1袋(20枚)
  • <たね>
    • 豚ひき肉:200g
    • にら:1束
    • 塩(塩もみ用):小さじ1/4
    • ねぎ:10cm
    • しょうが(みじん切り):1かけ分(大さじ1)
  • <下味調味料>
    • 鶏がらスープの素:小さじ1
    • しょうゆ:大さじ1
    • 酒:大さじ1
    • ごま油:大さじ1
    • 片栗粉:大さじ1
    • こしょう:少々
  • <たれ>
    • しょうがみじん切り、酢、しょうゆ、ラー油など:各適宜

作り方

1

にら、ねぎ、しょうがは、それぞれみじん切りにする。

2

ボウルににらを入れて、塩をふり、しんなりするまで手でよくもみこむ。3~4分おいて水気が出てきてしんなりしたら、ペーパータオル2枚に包んで、しっかりと水気をしぼる。

がん治療中・治療後の料理|にらのゆで餃子

Point :

にらを塩もみすることで、つんとしたにおいをやわらげることができます。
にらのにおいが気になるときは、キャベツや白菜で代用してください。

3

ボウルに豚ひき肉、②のにら、ねぎ、しょうがと、下味調味料の材料を入れて、粘り気が出るまで混ぜる。

がん治療中・治療後の料理|にらのゆで餃子

4

餃子の皮に③を20等分にしてのせる。皮の周囲にぐるりと水をつけて、半分に折りたたむ。綴じ目をしっかりと指ではりつけ、半月状に形をととのえる。

がん治療中・治療後の料理|にらのゆで餃子

Point :

ひだをとらなくても、半分に折りたたんではりつけるだけでOK。

5

鍋にたっぷりの熱湯を入れて中火で熱し、沸騰したら餃子を1個ずつ加え、浮き上がってきてから3~4分ゆでる。

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6

器に盛り、好みでしょうが酢、酢じょうゆ、ラー油などをつけていただく。
※きざんだしょうがを酢につけたもの

作ってみました!

寒くなってくると体が温まるものが食べたくなりますね。ゆで餃子で使われるにらやしょうがには体を温めてくれる作用があるので、今の季節にもぴったりです。ゆで汁に少し味付けをして、スープ餃子にしてもいいかもしれません。餃子を包む工程では、ひだが不要ですので、手早くできました。野菜を切るのも混ぜるのも簡単ですので、家族と一緒に調理をしても楽しめます。

がん治療中・治療後の料理|にらのゆで餃子

坂東 裕子 先生

(筑波大学医学医療系 乳腺内分泌外科学分野 准教授)

ドクターからのアドバイス

がん治療中・治療後の料理|にらのゆで餃子

坂東 裕子 先生

(筑波大学医学医療系 乳腺内分泌外科学分野 准教授)

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