かきときのこのホイル焼き

がん治療中・治療後の料理|かきときのこのホイル焼き

調理時間:15分
カロリー:129kcal(1人分)
塩分:2.4g

  • 昼食向き
  • 夕食向き
  • 料理の味付けがわからない時
  • 料理をするのがつらい時
  • 包丁がうまく使えない時

包んで焼くだけ、ホイル焼きのようなお助けメニューは、引き出しが多くあると助かります。
なんといっても短時間でできて、作りやすい。
ホイル焼きなら、かきときのこの組み合わせはいかがでしょうか。
かきはミネラルの宝庫。味覚に関わる亜鉛や、貧血に関わる鉄分やビタミンB12も豊富です。

管理栄養士からのオススメポイント

  • 亜鉛は、数多くの酵素の成分で、体全体の代謝に関わる、とても重要なミネラルです。亜鉛は細胞の形成や新陳代謝を促すといわれており、かき、あさり、かになどの魚介類、赤身の牛肉、豚レバーなどの動物性食品に豊富に含まれています。植物性食品では、ナッツ類や大豆製品にも多く含まれます。
  • 亜鉛が豊富な食べ物の代表格と言えば、なんと言ってもかき。かき5個〜6個で1日に必要な亜鉛を摂取することができます。かきは「海のミルク」と呼ばれる栄養豊富な食べ物で、亜鉛だけでなく、鉄分カルシウムなどのミネラルやタウリンも豊富です。
がん治療中・治療後の料理|村田裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(2人分)

がん治療中・治療後の料理|かきときのこのホイル焼き
  • かき(むき身):200g
  • まいたけ:1パック
  • 昆布(5cm角):2枚
  • <たれ>
    • みそ:大さじ1
    • みりん:大さじ2
  • 万能ねぎの小口切り、七味唐辛子:好みで各適宜

Point :

かきの代わりには、ほたて、いか、えびなど。きのこもお好みのものを組み合わせて。

作り方

1

かきは流水で洗って汚れをおとし、ざるにあげて水気を切る。まいたけは小房に分ける。昆布は水でぬらしたペーパータオルに包んでふやかす。たれの材料を混ぜる。

2

30cm四方に切ったアルミホイルを2枚用意する。アルミホイルの上に昆布、きのこ、かきの順にのせる。

Point :

きのこを昆布とかきではさみ、うまみや栄養素をしみこませます。

3

たれをかけ、空気が入らないように食材を包み、三方の口をとじる。

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がん治療中・治療後の料理|かきときのこのホイル焼き

4

フライパンに③を並べて中火で熱し、ふたをして5~6分蒸し焼きにする。かきの色が変わればよい。

がん治療中・治療後の料理|かきときのこのホイル焼き

5

器に盛り、好みで万能ねぎの小口切り、七味唐辛子を添える。

ドクターからのアドバイス

がん治療中・治療後の料理|かきときのこのホイル焼き

渡辺 亨 先生

(浜松オンコロジーセンター 院長)

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