冷しゃぶ、ピーナツだれ

がん治療中・治療後の料理|豚肉料理(冷しゃぶ、ピーナツだれ)

調理時間:15分
カロリー:522kcal(1人分)
塩分:1.2g

  • 昼食向き
  • 夕食向き
  • 包丁がうまく使えない時
  • 料理の味付けがわからない時
  • 時間がない時

献立例:

  • ピーマンとなすのみそ炒め
  • みょうがのかき卵汁

色とりどりの野菜と肉を時間差でさっとゆでて盛りあわせたら完成。
夏の暑い日には作る方も食べる方も嬉しい一皿です。
これ以上ないくらい手軽なのですが、パンに塗るピーナッツバターを使ってひと工夫すると
ごまだれとは違ったこくのある味わいになります。

管理栄養士からのオススメポイント

  • 良質のたんぱく質は、筋肉や内臓の組織を丈夫にする大切な栄養素。赤みの牛肉には体内では作ることのできない必須アミノ酸や、鉄分、亜鉛などのミネラルもバランスよく含まれています。ゆでると余分な脂が落ち、エネルギーは約10%カットできます。
がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(2人分)

がん治療中・治療後の料理|豚肉料理(冷しゃぶ、ピーナツだれ)
  • 牛赤みもも肉しゃぶしゃぶ用薄切り肉:200g
  • 春雨:30g
  • いんげん:10本
  • トマト:1個
  • 絹豆腐:1/2丁
  • <ピーナッツだれ>
    • ピーナッツバター(無糖):30g
    • 水:大さじ2
    • めんつゆ(2倍希釈):大さじ1
    • 砂糖:小さじ1
    • 酢:大さじ1/2

Point :

ピーナッツバターがないときは、白練りごま、白いりごまでも代用できます。

作り方

1

春雨はキッチンバサミで食べやすい長さに切る。いんげんはへたを切り落とし、長さを半分に切る。トマトはへたをとって、8等分のくし切りにする。絹豆腐は4等分に切る。

2

ピーナッツだれを作る。ボウルにピーナッツバターを入れ、水を少量ずつ加えてよく混ぜる。なめらかになったら、めんつゆ、砂糖、酢を加えてよく混ぜる。

がん治療中・治療後の料理|豚肉料理(冷しゃぶ、ピーナツだれ)

Point :

水分を少量ずつ加えていくと、だまにならずになめらかになります。

3

鍋にたっぷりの水を入れて用意して中火で熱し、沸騰したら、春雨を乾燥のまま加えて2~3分ゆでる。春雨がしんなりしたら、いんげんを加えて2~3分ゆでる。春雨がやわらかくなったら、春雨、いんげんを取り出し、ざるにあげて水気を切って粗熱をとる。

がん治療中・治療後の料理|豚肉料理(冷しゃぶ、ピーナツだれ)

4

同じゆで汁に、牛肉を広げながら1枚ずつ加えてゆでる。半分くらい色が変わったら、ペーパータオルをしいたバットに並べて水気を切って粗熱をとる。

がん治療中・治療後の料理|豚肉料理(冷しゃぶ、ピーナツだれ)がん治療中・治療後の料理|豚肉料理(冷しゃぶ、ピーナツだれ)

Point :

牛肉は水にさらすと脂が固まって口当たりが悪くなるので、常温で粗熱をとります。

5

器に③、④、トマト、豆腐を彩りよく盛り、ピーナッツだれをかける。

作ってみました!

いんげん、トマト、豆腐の彩りがきれいな、夏の香りのする一品ですね。盛りつけがワンプレートというのも主婦にはありがたいです。無糖のピーナッツバターを使うのは初めてですが、すごく簡単においしいソースができました。いんげんの代わりにアスパラガスでもいいし、ラー油を足せば中華風にもなりそうだし、工夫次第でいくつもの味が楽しめそうですね。

がん治療中・治療後の料理|沢井 紀子 先生

沢井 紀子 先生

(薬剤師)

ドクターからのアドバイス

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