たこのふわふわお焼き

がん治療中・治療後の料理|たこのふわふわおやき(お好み焼き)

調理時間:15分
カロリー:393kcal(1人分)
塩分:1.6g(甘酢しょうがは含まず)

  • 昼食向き
  • 料理をするのがつらい時
  • 料理の味付けがわからない時
  • 時間がない時
  • パートナーやお母さんのために作る料理

献立例:

  • あしたばのおひたし
  • もやしとベーコンのカレーソテー

夏バテによる疲れが蓄積すると、さっぱりしたものを好みがちですが、
体力が落ちているときこそ、たんぱく質の出番。
たこ、卵、滋養強壮の高いとろろには元気のもとがたっぷり。
明石焼きのようにだしを添えると、さっぱりといただけます。

管理栄養士からのオススメポイント

  • 長いもに含まれるねばねば成分ムチンは、たんぱく質の吸収を促し、疲労回復、スタミナアップに効果があるといわれます。ムチンには、胃の粘膜をうるおし、保護してくれる働きもあるとされます。
がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(2人分)

がん治療中・治療後の料理|たこのふわふわおやき(お好み焼き)
  • ゆでたこ(刺身用薄切り):150g
  • <生地>
    • 卵:3個
    • 長いも:10cm・200g
    • 小麦粉:大さじ4
    • 削り節:小1パック・3g
  • サラダ油:大さじ1
  • <だし>
    • だし:2カップ
    • しょうゆ、塩:各少々
  • 甘酢しょうが:適宜

作り方

1

削り節はパックの外から手でよくもみこみ、細かくする。

がん治療中・治療後の料理|たこのふわふわおやき(お好み焼き)

Point :

削り節は細かくすると生地となじみやすくなります。

2

長いもは皮をむく。厚手のポリ袋に入れて、めん棒で細かくなるまでたたく。

がん治療中・治療後の料理|たこのふわふわおやき(お好み焼き)

Point :

ポリ袋に入れてたたくと、手がかゆくならずに、とろろを作ることができます。

3

ボウルに長いも、小麦粉、削り節を入れて、泡立て器でだまがなくなるまで混ぜる。卵を1個ずつ加えてさらによく混ぜる。

がん治療中・治療後の料理|たこのふわふわおやき(お好み焼き)

Point :

卵は1個ずつ加えるとまんべんなく混ざります。

4

たこを加えて箸でさっくりと混ぜる。

5

小さめのフライパン(直径20cm)にサラダ油を入れて中火で熱し、④を流し入れ、箸で大きく混ぜての3~4分焼く。焼き色がついたら裏返し、裏面も3~4分焼く。

がん治療中・治療後の料理|たこのふわふわおやき(お好み焼き)

6

鍋にだしを入れて中火で熱し、しょうゆ、塩で調味する。だしにつけ、好みで甘酢しょうがを添えていただく。

作ってみました!

刺身用のタコ、たたいた長いも、卵など、ほとんど包丁を使わずに全部の材料を混ぜて焼くだけなので、すごく簡単にできました。たたいた長いものシャキシャキ感とタコの歯ごたえ、卵のふわふわした感じなど、いくつもの食感が楽しめておいしかったです。そのままでも十分おいしいですが、つけ汁やとんかつソースなどを使ったら、また違った味になりました。

がん治療中・治療後の料理|竹原 めぐみ先生

竹原 めぐみ 先生

(めぐみ乳腺クリニック 院長)

ドクターからのアドバイス

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