栗のヨーグルトティラミス
![がん治療中・治療後の料理|栗のヨーグルトティラミス](img/recipe43/overview_img_01.jpg)
調理時間:20分(冷蔵庫に入れる時間は含みません)
カロリー:215kcal(1人分)
塩分:0.1g
- 朝食向き
- 昼食向き
- 吐き気がある時
- パートナーやお母さんのために作る料理
健康食品として根強い人気のヨーグルト。ヨーグルトを水切りするとマスカルポーネチーズのような濃厚な味わいになります。
栗の食物繊維、はちみつのオリゴ糖がヨーグルトの乳酸菌の働きをバックアップ。
おなかにもうれしいなめらかスィーツです。
管理栄養士からのオススメポイント
- ヨーグルトは、牛乳の栄養分をそのまま含むのに加え、ヨーグルトの乳酸菌は、腸内のぜんどう運動を活発にして腸内環境を整えるなどさまざまな働きが期待できます。最近人気のプロバイオティクスタイプの高機能ヨーグルトには、整腸作用だけでなく、独自の効果を持つ乳酸菌が含まれています。ピロリ菌の活動を抑えたり、病原菌が腸に吸着するのを防いだり、アレルギー症状を抑えるなどの乳酸菌を含むヨーグルトも市販されています。
![がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生](img/detail/profile_img_murata.jpg)
管理栄養士・料理研究家
村田 裕子 先生
材料(作りやすい分量、3〜4人分)
![がん治療中・治療後の料理|栗のヨーグルトティラミス](img/recipe43/zairyo_img_01.jpg)
- プレーンヨーグルト(無糖):300g
- はちみつ:大さじ1
- 栗甘露煮(瓶詰め):8個・80g
- カステラ:3切れ・120g
- <*A>
- インスタントコーヒー(顆粒):大さじ1
- ぬるま湯:大さじ6
- はちみつ:小さじ1
- ココア、好みでラム酒:各適宜
Point :
栗甘露煮が固いときは、瓶の煮汁ごと鍋に入れてやわらかくゆでてから使用しましょう。
作り方
1
万能こし器にペーパータオルをしいて、下にボウルを重ねる。ヨーグルトをのせ、ラップをして、冷蔵庫に2時間以上入れて、水気を切る。
![がん治療中・治療後の料理|栗のヨーグルトティラミス](img/recipe43/step_img_01.jpg)
Point :
ボウルにたまった水分は乳清(ホエイ)と呼ばれ、たんぱく質やビタミン、ミネラルを含んでいます。スムージーなどのドリンクなどに利用して残さず使いましょう。
2
ボウルに水気を切ったヨーグルト、はちみつを入れて混ぜる。
3
栗甘露煮は薄切り、カステラは幅2cmに切る。計量カップにAを混ぜる。
4
器にカステラを並べ、Aを全体にしみこませ、好みでラム酒をふる。栗甘露煮は飾り用に少量をとりおいて、上に並べる。②をのせて表面を平らにし、冷蔵庫に約30分入れて冷やす。
![がん治療中・治療後の料理|栗のヨーグルトティラミス](img/recipe43/step_img_04.jpg)
5
全体にココアをふり、とりおいた栗甘露煮を飾る。
![がん治療中・治療後の料理|栗のヨーグルトティラミス](img/recipe43/step_img_05.jpg)
作ってみました!
とても簡単においしく作れました。
ヨーグルトは脱水せずに、コーヒーシロップをしみこませたカステラや栗の甘露煮の上にかけました。
ずいぶんと時間の短縮をしましたが、贅沢なおやつをいただいている感じでした。
![がん治療中・治療後の料理|渡辺 亨先生](img/detail/profile_img_doctor_male.png)
渡辺 亨 先生
(浜松オンコロジーセンター 院長)
ドクターからのアドバイス
![がん治療中・治療後の料理|坂東 裕子先生](img/detail/profile_img_doctor_female.png)
坂東 裕子 先生
(筑波大学医学医療系 乳腺内分泌外科学分野 准教授)