たらとお餅のみぞれ鍋

がん治療中・治療後の料理|たらとお餅のみぞれ鍋

調理時間:15分
カロリー:226kcal(1人分)
塩分:2.9g(ポン酢しょうゆ、七味唐辛子は含まず)

  • 夕食向き
  • 料理の味付けがわからない時
  • 時間がない時
  • 包丁がうまく使えない時

献立例:

  • 大根葉とじゃこの炒め物
  • にんじん、しいたけ、こんにゃくの白和え

みずみずしく甘みを増した旬の大根をたっぷり加えた、さっぱり鍋物。
たらのうまみや栄養分が溶け出した煮汁ごと、一緒にいただきましょう。
白身魚、大根おろし、お餅と、消化のよい組み合わせ。
食卓でポン酢じょうゆや七味唐辛子を添えてどうぞ。

管理栄養士からのオススメポイント

  • 生の大根には酵素が豊富に含まれています。でんぷんを分解するアミラーゼたんぱく質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼなどの酵素は、消化を促してくれます。
    ただし、酵素は熱に弱く、50℃前後の温度で失活してしまうので、効果的に摂るためにはなるべく加熱せず生に近いかたちで食べることがポイントになります。
がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(2人分)

がん治療中・治療後の料理|たらとお餅のみぞれ鍋
  • 生たら切り身:2切れ
  • しゃぶしゃぶ用の薄切り餅:10枚・100g
  • 大根:1/2本
  • せり:1/2束
  • <*A>
    • だし:2カップ
    • 塩:小さじ1
    • 酒:大さじ3
  • ポン酢しょうゆ、七味唐辛子:各適宜
  • 塩:少々

Point :

しゃぶしゃぶ用の薄切り餅がないときは、切り餅を薄く切ったもので代用してください。

作り方

1

たらは1切れを3~4等分に切り、塩少々をふる。

2

大根は皮をむいて、すりおろし、ざるにあげて水気を切る。せりは長さ5cmに切る。

3

土鍋にAを入れて中火で熱し、沸騰したら、たらの水気をペーパータオルでふきながら加える。

がん治療中・治療後の料理|たらとお餅のみぞれ鍋

Point :

たらの水気をペーパータオルでふくと生臭みがとれて、すっきりとした仕上がりになります。

4

大根おろしの半量を加えてひと混ぜする。薄切り餅を加えてひと煮立ちし、やわらかくなったら火をとめる。残りの大根おろしをのせ、せりを散らす。

がん治療中・治療後の料理|たらとお餅のみぞれ鍋

Point :

大根おろしの半量はひと混ぜして煮汁となじませる程度に温めます。残りの半量は、火をとめてからのせるだけにすると、消化を促す酵素やビタミンCを効率よく摂取することができます。

5

器に盛り、好みでポン酢しょうゆ、七味唐辛子を添える。

作ってみました!

1/2本分の大根をするのは意外に重労働ですので、お子さんや旦那さんに手伝ってもらうか、フードプロセッサー等を活用しましょう。
今回は、せりが近所のスーパーでは手に入らず、水菜で代用しましたが、あっさりしておいしかったです。たらは水気をペーパータオルでふくことで、生臭さが消え、子どもも喜んで食べていました。
火を止めた後で大根おろしの半量を加えるのがポイントです。

がん治療中・治療後の料理|竹原 めぐみ先生

竹原 めぐみ 先生

(めぐみ乳腺クリニック 院長)

ドクターからのアドバイス

レシピ TOP へ戻る

がん治療中、治療後に参考になるレシピ

よく見られている記事