みかんのくず湯

がん治療中・治療後の料理|みかんのくず湯

調理時間:5分
カロリー:61kcal(1人分)
塩分:0.1g

  • 朝食向き
  • 昼食向き
  • 吐き気がある時
  • 口内炎がある時
  • 料理をするのがつらい時

みかんでビタミンや食物繊維、スポーツドリンクで不足しがちな電解質やアミノ酸も補えます。
くず湯仕立てなので、体をぽかぽか温めてくれて、風邪の予防やひきはじめにもおすすめです。
吐き気の強いときには冷たくしてもおいしくいただけます。

管理栄養士からのオススメポイント

  • みかんにはビタミンA、B群、C、Eなどのビタミン類、食物繊維が豊富に含まれています。特にビタミンCが多く含まれていて、成人の一日当たりのビタミン所要量(50mg)をみかん2個くらいで摂ることができます。
  • みかんにはペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富で、腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を改善してくれます。
がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(2人分)

がん治療中・治療後の料理|みかんのくず湯
  • みかん:4~5個
  • (果汁を絞って3/4カップ・150mL分)
  • スポーツドリンク:1/2カップ
  • くず粉:大さじ1

Point :

みかんがないときは100%のみかんジュース、オレンジジュースでもOK。
くず粉がないときは片栗粉大さじ1・1/2(くず粉の1.5倍量)で代用できます。

作り方

1

みかんは皮つきのまま半分に切り、飾り用に輪切り1枚を切り取り、皮をむいて4等分に切る。みかんは皮つきのまま、果汁を絞る。

がん治療中・治療後の料理|みかんのくず湯

2

小鍋にくず粉を入れて、スポーツドリンクを少量ずつ加え、木べらでだまがなくなるまで溶き混ぜる。みかんの果汁を加えて混ぜる。

がん治療中・治療後の料理|みかんのくず湯

Point :

くず粉は固まりをくずしながら、液体を少量ずつ加えて溶かします。片栗粉を使用するときも同様に溶かしてから火にかけます。

3

中火で熱し、木べらでよく混ぜながら、とろみがつくまで1~2分加熱する。

がん治療中・治療後の料理|みかんのくず湯

Point :

くず粉は鍋の底に沈むので、絶えず木べらで混ぜながら、とろみをつけていきます。

4

器に盛り、飾り用みかんを添える。

ドクターからのアドバイス

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