さつまいものなめらかプリン

がん治療中・治療後の料理|さつまいものなめらかプリン

調理時間:30分
カロリー:466kcal(1人分)
塩分:3.5g

  • 口内炎がある時
  • 吐き気がある時

口内炎があり、食事がうまくとれないときは、低栄養や便秘にならないよう注意が必要です。
さつまいも、卵、牛乳を使ったプリンは、エネルギー、たんぱく質も豊富な上に、食物繊維の補給にもぴったり。
オーブンいらずで口当たりのよいなめらかプリンができあがります。

管理栄養士からのオススメポイント

  • さつまいもは、糖質が豊富でエネルギー補給に最適な食材。また食物繊維も豊富な上、ビタミンCも豊富に含まれています。さつまいものビタミンCはでんぷん質で包まれているため、加熱しても失なわれにくいのも特徴です。
がん治療中・治療後の料理|村田 裕子先生

管理栄養士・料理研究家

村田 裕子 先生

材料(ココット4個分)

がん治療中・治療後の料理|さつまいものなめらかプリン
  • はちみつ:大さじ2
  • <プリン生地>
    • さつまいも:大1本・300g
    • バター:大さじ3・40g
    • 砂糖:大さじ4・35g
    • 卵黄:3個分
    • 牛乳:1カップ

作り方

1

さつまいもは皮つきのままよく洗い、ぬれたままペーパータオルで包む。さらにラップで包み、電子レンジで5分30秒~6分加熱する。

がん治療中・治療後の料理|さつまいものなめらかプリン

Point :

ペーパータオルで水分を補って電子レンジで加熱することで、さつまいものぱさつきを防ぎます。

2

さつまいもは熱いうちに皮をむいて、鍋に移し、泡立て器で細かくなるまでつぶす。バター、砂糖を入れてよく混ぜる。卵黄を加えてさらによく混ぜる。

がん治療中・治療後の料理|さつまいものなめらかプリン

3

牛乳を少量ずつ加えてよく混ぜる。

がん治療中・治療後の料理|さつまいものなめらかプリン

Point :

少しずつ加えることで口当たりがなめらかになります。

4

弱めの中火で熱し、木べらで絶えず混ぜながら、とろみをつける。生地がふつふつとしてきたらすぐに火を止める。

がん治療中・治療後の料理|さつまいものなめらかプリン

Point :

混ぜずに加熱したり、火を通しすぎたりするとだまができて口当たりが悪くなるので注意しましょう。

5

耐熱のココットに等分にして入れ、スプーンなどで表面を平らにする。オーブントースターの天板に並べる。

がん治療中・治療後の料理|さつまいものなめらかプリン

6

オーブントースターでうすく焼き色がつくまで14~15分焼く。はちみつをかけていただく。

Point :

焼きたてでも、冷蔵庫で冷やしても。どちらでもおいしくいただけます。

作ってみました!

さつまいもにぬれたペーパータオルとラップで電子レンジにかけると、こんなに簡単で短時間にほくほくにできあがることに驚きました。職員みんなで試食して、さつまいもの粒感や風味など「まるで高級ホテルのプリン!?」と大好評。またぜひ作りたいと思うメニューでした。
さつまいものなめらかプリンは、口内炎があって刺激のある物が食べられない時少量で栄養価が高く、誰かが作ってくれたら心も嬉しい一品だと思いました。

がん治療中・治療後の料理|沢井 紀子 先生

沢井 紀子 先生

(薬剤師)

ドクターからのアドバイス

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