二部式着物

楽に着て、楽にしまえる、楽々着物

乳がんの手術後「腕の動かしにくさ」を経験する方は多くいらっしゃいます。着物はハードルが高いおしゃれと思われがちですが、胸をきれいにカバーしてくれますし、やはりお正月や特別な日には着てみたいもの。そこで、簡単に着られる二部式着物を紹介します。着物だけでも十分おしゃれですが、帯をつければ本格的な外出着になります。
また、洋服と同様、ハンガーにかけてしまうことができますから、手入れも簡単で身体への負担が少なく、着物の着方・畳み方がわからないといった初心者でも気軽に楽しめます。

着付け方

二部式着物は上下に分かれていて、それぞれジャケット・巻きスカートと同じように着ます。実際に着るときは、下着(スカート部分)→上着(ジャケット部分)の順番で着ます。

【下着(スカート部分)】
上部の左右に紐がついていますので、巻きスカートの要領で着てください。裾を少ししぼる(狭くする)ようにすると、仕上がりがきれいになります。

【上着(ジャケット部分)】
身ごろの内と外に結び紐がついていますので(レントゲンなどの検査着のイメージ)、前を合わせて紐で結んでください。

乳がん着物
1.巻きスカートのように着て紐で結びます。
(下に襦袢を着ておきます)
乳がん着物
2.上着を着て紐で結びます
(ボタン・テープで留めるタイプもあります)
乳がん着物
3.帯を結びます。簡易な作り帯がおすすめです。
乳がん着物
4.完成です。

アイテムの使用に関する感想は一例です。すべての患者様の感想ではありません。
また、企業として購入を斡旋するものではありません。

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