新規就労:面接・内定後の心がまえ
病気のことは伝えるべきでしょうか?
1「何ができるか」を伝えましょう
面接では、病名よりも志望動機、そしてあなたが「何ができるか」を伝えましょう。
もし、病気のことを伝えるならば、「治療中は資格取得やスキルアップなどで時間を有効に使ってきた」、「現在は業務に支障がない」、「たくさんの人に支えられて、困難な状況を乗り越えることができた」など、がんの経験から学んだことや何ができるのかを伝えることができれば、面接官の印象をプラスに変える大きなアピールポイントとなるでしょう。
月に1回の定期通院が必要なケースなど、業務上配慮をして欲しいことがあれば、面接の時に伝えておきましょう。同時に、その理由を聞かれた時のために「持病があってその通院のためです。業務には影響はありません」など、答える準備をしておきましょう。
病気のことを職場に伝えるかどうかは、多くの人が悩んでいます。
「しびれがあるため細かい作業は控えたい」など、仕事をする上で何らかの制限や配慮事項がある場合には、「配慮してもらいたい人」に「どんな配慮をしてほしいのか」をきちんと説明しましょう。
「情報を開示する範囲をどこまでにするか」を、あなた自身が考えておくことが大切です。
みんなの声
「定期的に通院する予定があり休暇の取得が必要」、「リンパ浮腫のため重たいものが持てない」など、配慮が必要ということを伝えました。
その上で「重たいものは持てないけど、〇〇はできますから任せてください!」など、できることをきちんと伝えて周囲の人から理解を得られるよう努力をしました。