治療と仕事の両立支援:再発時

再発しても働き続けたいと思っています。

1まずは落ち着いて

仕事を継続することの意義や意味は、人それぞれ大きく異なります。
再発により、すぐに働けなくなるわけではありませんし、仕事を辞めてしまう必要もありません。少し立ち止まって心の声に耳を傾け、「働くこと」に対する価値観を見つめ直してみましょう。
仕事と治療の両立には、家族の理解も大切です。特に再発してからの働き方は、家族とよく話し合い、お互いの気持ちを確認することが大切です。家族の理解を「力」にできるよう、時として臨床心理士や精神腫瘍科医などの第三者に支援を求めていくことも必要かもしれません。
自分ひとりで悩んだり、大切なことを即断即決することは避けましょう。

2「働きたい」と伝えましょう

今後の生活については、がんの種類や状況によって大きく異なります。
治療方針に関しても、積極的な治療の場合もあれば、緩和的な治療を組み合わせていく場合もあります。負担が少なく、現在の生活や仕事が長く続けられるような治療の選択について、担当医に相談してみるのもよいでしょう。
職場に対しても、「働きたい」ということを改めて伝えましょう。あなたにできること、あなたに必要な配慮について伝え、これからのことを話し合っていくことが大切です。

治療と仕事の両立支援、新規就労
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